軽症状でも胎児には重病、風疹の基本

健康情報

軽症状でも胎児には重病?風疹の基本

 

 

子どもや若い成人に発生する症状自体は軽い急性ウイルス感染症。しかし感染力が高く、妊婦がかかると胎児に大きな影響が出るため注意が必要な病気です。妊娠を考えている方やそのご家族が押さえて頂きたいポイントをまとめていますので今一度確認してみて下さい。

 

■潜伏期間

・風疹のウイルスは潜伏期間が14~21日

・発疹出現後1~5日後が最も感染力が強いといわれています。

 

 

■症状

・風疹感染者の半数が発熱を起こし、全身の発疹、リンパ節腫脹(耳、後頭部、頸部)などが主な症状です。

・子どもは1~3日で治癒傾向に向かいますが成人の場合は3~10日程度続くとされています。

 

■流行の動向

・風疹は2~3年に一度流行し、10年に一度大流行があります。

・近年としては1976年、1982年、1987年、1992年、2012年に風疹が「大流行しています。

・春~初夏が最も感染が多いですが、冬に見られる場合もあり、少しずつ風疹の季節差はなくなってきています。

 

■感染は

・風疹はくしゃみなどでかかる飛沫感染です。

 

■妊婦は注意

・症状が比較的軽い風疹ですが妊婦が罹った場合、妊婦よりも胎児への影響が懸念されます。

・妊娠前半期の妊婦の初感染でウイルスが胎児におよび、先天異常などの障害が現れ、先天性風疹症候群が出現する可能性がありますので妊婦の方は注意が必要です。

・胎児が妊婦の風疹により影響を受け起きた先天異常は、難聴、白内障、網膜症、その他低体重出生、血小板減少性紫斑病、溶血性貧血、間質性肺炎、髄膜脳炎、自閉症などがあります。

・妊娠初期の罹患による胎児の死亡確率は90%と大変高い統計が出ており、特に妊婦は気を付けなければならないことを表しています。

 

 

 

■治療

風疹に特効薬はなく、解熱鎮痛薬などの対症療法のみとなります。

 

■予防

・妊娠を予定している女性やその家族に対しては予防接種を受けることを強く奨めています。

・風疹のワクチンは弱毒性生ワクチンです。

・麻疹やおたふくなどとの混合ワクチンが一般的です

 

 

■登校登園

・子どもが風疹に罹った場合、学校保健法では紅斑性の発疹が消失するまでを風疹の出席停止としています。

 

■免疫

・感染した数年後に再び風疹に感染した例もあり、生涯免疫が続くとは限りません。

・血液検査をしないと確定できないため、風疹に罹患したことがあると思っていてもそれが風疹ではなかった場合もあり、注意が必要です。

・ワクチン接種しても3~5%の人には免疫がつかず接種をした事実だけでは油断できません。そのため、一か月後にもう一度接種することが奨められている

・1回の接種で平均6~7年、2回接種なら平均20年は免疫が続くといわれています。

・風疹抗体検査は一回5000円程度、自治体による助成あるため、記録がない人は一度検査を受けてみて下さい。

 

■避妊

・接種後は2か月間、避妊が必要。(男性は避妊の必要なし)

・接種後に妊娠が判明し、その胎児に先天異常が起きたという例はこれまでないことから中絶の考慮は必要ないと日本産婦人科学会は見解を出しています。

・妊娠後は接種できないので、妊娠前に2回接種を行うようにしてください。

 


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